機種の概要
- 型式名: LBジャックポットCY1
- タイプ: スマスロ/ボーナスのみ/完全告知/ボーナストリガー
- メーカー: ヤーマ
- 導入日: 2025年06月02日(月)
LBジャックポットは、ヤーマから2025年6月2日に導入されたスマスロ(スマートスロット)のボーナストリガー機です。本機種は業界初のループ型ボーナストリガーを搭載した完全告知のノーマルタイプで、BIGボーナス後に必ずボーナストリガー(BT)に突入する仕様が最大の特徴です。
ボーナスはBIG BONUSとREG BONUSの2種類があり、どちらも最大純増89枚を獲得できます。BIG終了後はBTが発動し、約67%のループ率でBIGを引き続ける限り1G連が継続します。REGを引くとBTが終了し通常時に戻る仕組みです。
ジャックポットシリーズ伝統のリプレイテンパイハズレからのボーナス告知や7セグ告知を継承しており、通常時とBT中では告知タイミングが異なる2種類のモードを選択可能です。全国の設置台数は限定的で、主にバラエティコーナーやノーマルタイプを重視するホールに導入される傾向があります。
※以下は、独自調査による内容です。
設定別データ
設定 | BIG確率 | REG確率 | 合算確率 | 機械割 |
---|---|---|---|---|
1 | 1/348.6 | 1/524.3 | 1/209.4 | 98.0% |
2 | 1/341.3 | 1/448.9 | 1/193.9 | 100.5% |
5 | 1/313.6 | 1/360.1 | 1/167.6 | 103.0% |
6 | 1/290.0 | 1/290.0 | 1/145.0 | 107.0% |
小役確率(設定1)は、リプレイが約1/7.3、ベルが約1/7.7、チェリーが約1/40.0、スイカが約1/25.4、チャンス目が約1/1638となっています。
設定判別方法
最も有効な設定判別要素はREG終了時のリールバックランプ消灯です。各設定での消灯発生率は以下の通りで、高設定ほど消灯しやすくなっています。
- 設定1:約10%
- 設定2:約13%
- 設定5:約17%
- 設定6:約20%
また、REG確率にも大きな設定差があり、設定6ではBIGとREGの確率が1:1になります。高設定ほどREGが軽くなるため、REGの出現率も重要な判別要素です。
小役確率では、設定が上がるにつれてベルとチェリーの確率が若干向上する傾向があります。
ボーナストリガーの概要
BIG BONUS終了後は必ずボーナストリガー(BT)に突入します。BTは1G限定の連チャンチャンスで、約1/1でボーナスが成立し、BIGなら継続、REGなら終了となります。
BT中の継続率は約67%(設定1)で、初当りBIG時のBT期待枚数は約355枚です。BT中は2枚掛けで消化され、告知モードはドキドキモード(第3停止までに告知)とバレバレモード(レバーONで即告知)から選択可能です。
BT中のプレミア演出は全てBIG濃厚となり、通常時よりも高い期待度を持ちます。
その他の仕様(演出・告知システム)
本機種は通常時に2種類の告知モードを搭載しています。ノーマルモードはチャンス目発生後の後告知、沖スロモードはレバーON時の先告知となり、PUSHボタンで切り替え可能です。
7セグ告知では「3」でボーナス濃厚、「7」でBIG濃厚となります。リムーブ演出として、リプレイリムーブ(ボーナス濃厚)とチェリーリムーブ(BIG濃厚)が搭載されています。
プレミア演出には遅れ、バウンドストップ、リプレイ音変化、Vフラッシュ、消灯、無音などがあり、一部はBIG濃厚演出となっています。
チャンス目は順押し時で2483通りの停止形が存在し、中段リプレイ揃いはBIG濃厚です。コンプリート機能を搭載しており、1日の払出上限に達すると遊技が終了します。
まとめ
LBジャックポットは、完全告知ノーマルタイプに業界初のループ型ボーナストリガーを搭載した革新的な機種です。BIG後のBTによる1G連システムが最大の魅力で、約67%の継続率により安定した出玉性能を実現しています。
設定判別はREG終了時のバックランプ消灯とREG確率が主要な要素となり、特に高設定では顕著な差が現れます。ジャックポットシリーズ伝統の演出を継承しつつ、現代的なBTシステムを融合させた、ノーマルタイプファンには見逃せない一台と言えます。