機種の概要
- 型式名: Pフィーバーダンまち2N
- タイプ: ミドル/ST/一種二種混合機
- メーカー: SANKYO
- 導入開始日: 2025年03月03日(月)
- 全国の設置台数: eやPを合わせて15,000台
「Pフィーバーダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか2」は、SANKYOから発売された人気アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」を題材としたパチンコ機の2作目です。本機はハイミドルタイプに分類され、STタイプのRUSHシステムを採用しています。基本スペックとしては、初当り後の約67%がRUSHに直行し、RUSH非突入時でも時短100回転が付与される仕様です。
さらに時短中の引き戻し(約27%)を含めると、RUSH突入率は約76%に達します。RUSHはST144回転の仕様で、継続率約77%というスペックで設計されています。
RUSH中の大当りでは、実質出玉1500個または3000個以上(払い出し)を獲得できる可能性があり、出玉性能も高いことが特徴です。全国販売予定台数は、eやPを合わせて15,000台となっています。
※以下は、独自調査による内容です。
ゲームフロー
通常時は、大当り確率1/319.7で遊技を行います。大当りすると、約67%の確率で直接RUSHに突入します。RUSH非突入の場合でも時短100回転が付与され、この間に約27%の確率で大当りが発生すると、RUSHに突入できます。したがって、初当り後のRUSH突入率は合計で約76%となります。
RUSHはSTタイプで、144回転の間に大当りを引ければ継続します。RUSH中の大当り確率は実質1/99.4で、継続率は約77%です。大当りのラウンド数は2Rか10Rで、10カウント制を採用しています。RUSH中の出玉は大当りパターンによって変化し、実質1500個または3000個以上(払い出し)となります。
激熱演出
本機種には様々な激熱演出が搭載されていますが、特に注目すべきはベル発見後のギミック落下で発生する演出です。この演出では、ベルを賭けた口上バトルが展開され、全体としての期待度は約77.7%と非常に高くなっています。
最終セリフによって期待度が変化し、以下のようになっています:
- リリルカ「それでもダメです」:約59.4%
- ヘスティア「ファミリアでのボクは絶対だ!」:約68.2%
- リリルカ「ヘスティア様ばかりズルいです!」:約76.0%
- リリルカ「ふぇ...あんまりです...」:約93.2%
- 全てがヘスティア:大当り濃厚
また、最終デバイスによっても期待度が変わり、「ボタン」なら約76.0%、「振動ボタン」や「振動V-コン」の場合は大当り濃厚となります。
大当たり確率と出玉
大当たり確率は通常時1/319.7、RUSH中(ST中)の実質確率は1/99.4となっています。大当たりのラウンド数は2Rまたは10Rで、10カウント制を採用しています。
RUSH突入率は約76%(時短引き戻しを含む)で、RUSH継続率は約77%です。この継続率から計算すると、理論上の平均連チャン数は約4.35回となります。
大当たり時の出玉は約300個(2R)または1500個(10R)の払い出しとなり、RUSH中の実質出玉は1500個または3000個以上(払い出し)となります。
ボーダー情報
貸玉料金 | ボーダー回転数 |
---|---|
4.3円(23個) | 15.8回転 |
4.0円(25個) | 17.0回転 |
3.5円(28個) | 18.0回転 |
3.3円(30個) | 18.6回転 |
3.0円(33個) | 19.4回転 |
2.5円(40個) | 21.1回転 |
1.0円(100個) | 13.6回転 |
※電サポ中の出玉増減-5%、通常時2000回転(10時間)から算出 ※コンプリート機能は考慮せず
平均連チャン数
RUSH継続率77%から計算すると、平均連チャン数は約4.35回となります。これはRUSH中に大当りを引いた場合の理論値であり、1/(1-0.77)の計算式から導き出されます。
初当り1回あたりの期待出玉
初当り1回あたりの期待出玉は4,702玉となっています。この数値は電サポ中の出玉増減-5%、通常時2000回転(10時間)から算出されており、コンプリート機能は考慮されていません。
ハマり確率
検索結果にはハマり確率の詳細な情報が記載されていませんでしたが、大当り確率1/319.7から理論的なハマり確率を計算できます。一般的には、n回転以上ハマる確率は(1-1/319.7)^nで計算されます。
ハマり回転数 | 確率 |
---|---|
50回転以上 | 約85.5% |
100回転以上 | 約73.1% |
150回転以上 | 約62.5% |
200回転以上 | 約53.4% |
250回転以上 | 約45.7% |
300回転以上 | 約39.0% |
350回転以上 | 約33.4% |
400回転以上 | 約28.5% |
450回転以上 | 約24.4% |
500回転以上 | 約20.8% |
まとめ
「Pフィーバーダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか2」は、SANKYO製のハイミドルタイプのパチンコ機で、2025年3月3日から導入が開始されました。通常時の大当り確率1/319.7、RUSH中の実質確率1/99.4というスペックで、初当り後のRUSH突入率約76%、RUSH継続率約77%と、安定した性能を持っています。
特筆すべき点として、初当り非突入時でも時短100回転が付与され、約27%の確率でRUSHに突入できる仕様となっています。また、RUSH中の大当りでは最大3000個以上の出玉(払い出し)を獲得できる可能性があり、初当り1回あたりの期待出玉は4,702玉と高水準です。
ボーダーラインも比較的低めに設定されており、4円パチンコでは17.0回転と遊技しやすい設計となっています。アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」の映像や楽曲を豊富に使用した演出も魅力で、特にベル発見後のギミック落下演出は期待度77.7%と非常に信頼度の高い演出となっています。
総合的に見て、安定した出玉性能と充実した演出内容を備えたバランスの良い機種だといえるでしょう。