機種の概要
- 型式名: eフィーバーからくりサーカス2R
- タイプ: スマパチ/ST/ラッキートリガー
- メーカー: SANKYO
- 導入日: 2024年11月05日(火)
- 全国の設置台数: 約24,000台
eフィーバーからくりサーカス2 魔王ver.は、「ラッキートリガー(LT)」と呼ばれる特化型システムを採用したパチンコ機です。1種2種混合タイプのハイスペック機種となっており、STシステムとLTの組み合わせで高い爆発力を秘めています。全国の設置台数は計画段階では15,000台の予定ですが、実際の販売台数は24,000台となっています。この機種は前作の人気を受けて開発された第2弾であり、LT特化スペックで注目を集めています。
※以下は、独自調査による内容です。
ゲームフロー
通常時は約1/399.9の確率で図柄揃いによる大当たりを狙います。大当たり時は「ST135回」に突入するか、時短なしに振り分けられます。ST突入率は約52%となっています。
ST中(ラッシュ中)は「運命の一撃」と呼ばれる特殊当たりが約1/78の確率で発生します。このST中の継続率は約80%と高く設定されており、連チャンによる大量出玉が期待できます。
右打ち中は「10R×3~5」「10R×2」「10R」「STリセット」の4パターンに振り分けられ、すべてST135回が付与されます。
激熱演出
本機種には、大当たり期待度が高い激アツ演出がいくつか搭載されています。特に「悪魔ゾーン」と「超悪魔ゾーン」という予告ゾーンが存在し、それぞれの信頼度は以下の通りです:
- 悪魔ゾーン:約75.7%
- 超悪魔ゾーン:大当り濃厚
これらのゾーン予告が発生した場合は大当たりの期待が高まります。
大当たり確率と出玉
大当たり確率は以下の通りです:
- 通常時(図柄揃い):1/399.9
- 特図確率:1/199.9
- ST(ラッシュ)中:約1/78
大当たり振り分けは以下の通りです:
ヘソ入賞時
- 8R(ST135回):51%
- 2R(ST135回):1%
- 8R(時短なし):48%
電チュー入賞時
- 10R×3~5(ST135回):17%
- 10R×2(ST135回):33%
- 10R(ST135回):40%
- STリセット(ST135回):10%
出玉数(10カウント×15発):
- 10R:1400発
- 8R:1120発
- 2R:240発
ボーダー情報
以下は各貸玉料金における推定ボーダーラインです:
貸玉料金 | 玉数 | ボーダー回転数 |
---|---|---|
4.3円 | 23個 | 約19.9回転 |
4.0円 | 25個 | 約19.3回転 |
3.5円 | 28個 | 約18.4回転 |
3.3円 | 30個 | 約17.8回転 |
3.0円 | 33個 | 約17.2回転 |
2.5円 | 40個 | 約16.0回転 |
1.0円 | 100個 | 約11.9回転 |
※等価(250発1000円)の場合は約16.9回転です。
平均連チャン数
ST中の継続率は約80%となっています。この継続率から計算すると、平均連チャン数は約5.0回となります。これは1/(1-0.8)の計算式に基づいています。
初当り1回あたりの期待出玉
初当たり時の期待出玉を計算すると、平均連チャン数と各大当たり振り分けから約5200〜5500玉程度と推定されます。これはヘソ入賞時の振り分け(8R:51%、2R:1%、8R時短なし:48%)と電チュー入賞時の振り分け、そして平均連チャン数から算出しています。
ハマり確率
大当たり確率1/399.9における各回転数以上のハマり確率は以下の通りです:
回転数 | ハマり確率 |
---|---|
50回転以上 | 88.2% |
100回転以上 | 77.9% |
150回転以上 | 68.7% |
200回転以上 | 60.6% |
250回転以上 | 53.5% |
300回転以上 | 47.2% |
350回転以上 | 41.6% |
400回転以上 | 36.7% |
450回転以上 | 32.4% |
500回転以上 | 28.6% |
まとめ
eフィーバーからくりサーカス2 魔王ver.は、ST+LT特化型の高爆発力機種です。通常時の大当たり確率は1/399.9とミドルスペックですが、ST突入率約52%と継続率約80%により、一度ラッシュに入れば大量出玉が期待できます。特に右打ち中の大当たりは全てST135回が付与されるため、連チャン性能は高いと言えます。
また、「悪魔ゾーン」や「超悪魔ゾーン」などの激アツ演出も搭載されており、演出面でも楽しめる機種となっています。通常時のボーダーは等価交換で約16.9回転であり、比較的回しやすいスペックとなっています。
2024年11月5日から導入が開始されるこの機種は、LT特化型スペックで人気を集めることが期待されています。