機種の概要
基本情報
- 型式名: PDD北斗の拳3V2A
- タイプ: 甘デジ/ST
- メーカー: 高尾
- 導入日: 2025年06月02日(月)
「P DD北斗の拳3 百突99ver.」は、2024年9月に登場した「P DD北斗の拳3」の甘デジ版として開発された機種です。本機は大当たり確率1/99.9(約1/100)、RUSH突入率100%、RUSH回数100回+残保留4個という、3つの"100"をコンセプトとしています。
DD北斗の拳シリーズの3作目となる本機は、1作目の甘デジ版「ぱちんこ DD北斗の拳 ユリアVer.」が稼働貢献週40週という高稼働を記録した実績を持つ人気シリーズの最新作です。全国導入台数は約1,000台となっており、甘デジタイプでありながらSTシステムを採用した遊びやすい仕様が特徴です。
大当たり後は必ずRUSH「王者降臨 チャンピオンロード」に突入し、継続率約75%で玉を増やしていくゲーム性となっています。ラスト1回転+残保留4個では「DD麻雀バトルロイヤル」という特殊演出に突入し、ケンシロウが指定された牌を手に入れることができれば大当たりとなります。
※以下は、独自調査による内容です。
ゲームフロー
通常時は1/99.9で大当たりを抽選し、全ての大当たり後にRUSH「王者降臨 チャンピオンロード」に突入します。RUSHは100回転の時短に加えて残保留4個の権利があり、この期間中は1/76.5の確率で大当たりを抽選します。
通常時の大当たりは、99.5%が2R(払い出し約200個)、0.5%が10R(払い出し約1000個)となっています。RUSH中の大当たりは、75.0%が3R(払い出し約300個)、25.0%が10R(払い出し約1000個)の振り分けです。
継続率は約75%で、これは電サポ100回の継続率約73.1%と残存保留4個の継続率約5.1%を合算した数値となっています。RUSH中の大当たりの4回に1回は払い出し約1000個のMAXラウンドを獲得できるため、まとまった出玉獲得のチャンスがあります。
激熱演出
ヘソ入賞時にビッグDDビジョンと死兆星ランプが発光する先読み予告が搭載されています。この演出の信頼度は以下の通りです:
- 白発光: 約60.1%の期待度
- 赤発光: 大当り濃厚
赤発光は大当たり濃厚となるため、この演出が発生した場合は大当たりがほぼ確定となります。
大当たり確率と出玉
大当たり確率
- 通常時:1/99.9
- RUSH中:1/76.5
大当たり振り分けと出玉
通常時:
- 2R(約200個払い出し):99.5%
- 10R(約1000個払い出し):0.5%
RUSH中:
- 3R(約300個払い出し):75.0%
- 10R(約1000個払い出し):25.0%
ボーダー情報
貸玉料金 | 交換レート | ボーダー回転数 |
---|---|---|
4.3円(23個) | - | 約16.4回転 |
4.0円(25個) | 等価 | 17.5回転 |
3.5円(28個) | 28玉交換 | 18.1回転 |
3.3円(30個) | 30玉交換 | 18.6回転 |
3.0円(33個) | 33玉交換 | 19.2回転 |
2.5円(40個) | 40玉交換 | 20.7回転 |
1.0円(100個) | - | 約43.8回転 |
平均連チャン数
継続率約75%から計算すると、平均連チャン数は4.0回となります。
計算式:1 ÷ (1 - 0.75) = 1 ÷ 0.25 = 4.0回
初当り1回あたりの期待出玉
初当りの平均出玉:204玉(2R×99.5% + 10R×0.5%)
RUSH中平均出玉:475玉(3R×75% + 10R×25%)
平均連チャン数:4.0回
計算:204玉 + 475玉 × 3.0回 = 1,629玉
ハマり確率
大当たり確率1/99.9での各回転数でのハマり確率は以下の通りです:
回転数 | ハマり確率 |
---|---|
50回転以上 | 60.47% |
100回転以上 | 36.57% |
150回転以上 | 22.11% |
200回転以上 | 13.37% |
250回転以上 | 8.09% |
300回転以上 | 4.89% |
350回転以上 | 2.96% |
400回転以上 | 1.79% |
450回転以上 | 1.08% |
500回転以上 | 0.65% |
まとめ
「P DD北斗の拳3 百突99ver.」は、大当たり確率1/99.9という甘デジらしい軽い確率と、RUSH突入率100%、継続率約75%という安定したゲーム性を両立した機種です。初当り1回あたりの期待出玉は1,629玉となっており、継続率の高さにより安定した出玉獲得が期待できます。
3つの"100"というコンセプト通り、分かりやすいスペックと遊びやすさを重視した設計となっており、甘デジファンには魅力的な機種といえるでしょう。ボーダーラインも等価で17.5回転と現実的な数値で、ホール側の稼働も期待できる仕様となっています。DD北斗の拳シリーズの人気を継承しつつ、甘デジならではの手軽さを実現した注目の機種です。